O-DIARY【令和4年度・令和5年度】

第3学期 終業式

2022年3月18日 19時25分

本日は終業式、1・2年生も年度の終わりになりました。
努力賞、1か年皆勤賞、漢字テスト優良賞の表彰の後終業式が実施されました。
最後のホームルームで活動では担任や副担任の先生から次年度に向けての様々な思いが伝えられました。
少しの間の春休み、しっかり休んで来年度に備えましょう。

  


校長先生 終業式式辞
みなさん、おはようございます。
 本日で、いよいよ第3学期の終了、そして、学年の終了です。1年間を振り返り、自分の「がんばり」を評価し、反省すべきところがあればしっかり反省し、4月からの学校生活の心構えについて再確認してください。
 今日は、「まだ」と「もう」についての話をします。
 例えば、やらなければならない宿題を半分終えたとき、「もう」半分しかないと考えて、さらに気合いを入れて頑張るか。「まだ」半分しか終わっていないと考えて、やる気を無くしてしまうか。
 もう一つ例えを話します。砂漠の中で一人で、コップ1杯の水を持ってさまよっているとします。半分飲んだとき、「まだ」半分あると思って気力を出して頑張るか。「もう」半分しかないと思って諦めるか。
 同じ半分になった状況でも、「まだ」と「もう」では気分的に大きく違います。困難な状況に直面したとき、ピンチはチャンスと受け止めて切り開いていくか。反対に、もう駄目だと逃げ出してしまうか。前向きか後ろ向きか、積極的か消極的か、プラス思考かマイナス思考かで、全く違った人生を歩むことになるのではないかと思います。人生では何が起きたかというよりも、それをどう受け止めたかの方が、より大切なことです。縁あってこの学校で学校生活を送っている皆さんには、これからも、チーム小田分校として、現状をしっかり、そして、前向きに受け止め、充実した生活を送ってほしいと思います。そのためには、「がんばりたい目標」が必要です。「目標を持って、その実現に向けて努力してほしい」と思います。もし、その目標がすぐには見つからない人は、自分の置かれている状況を客観的に見ることを忘れず、その上で、一日一日のやらなければならないこと、やるべき事、やりたいことに前向きに、好奇心を持って積極的な姿勢で取り組むということです。つまり、1日を精一杯がんばりきるという小さな目標を持ち、生活を続けることによって、きっと、少し先の目標、そして将来の目標が浮かび上がってくるんじゃないかと思います。このことを信じて、そんな生活を続けてほしいと思います。
最後に、4月から、新しい令和4年度のスタートが切れるようにがんばりましょう。以上です。