O-DIARY【令和4年度・令和5年度】

2学期スタート!

2021年8月26日 10時12分

本日から2学期スタートです!

運動会に文化祭、長い2学期ですが学校行事や進路決定など充実した時間にもなります。まずは運動会、熱中症にも注意していきたいですね。

  

 

 

●校長式辞●

 皆さん、おはようございます。今年の夏休みは充実した休みとなりましたか。今日から小田分校の令和3年度のシーズン2です。

 今年は例年の30度を超える暑い日に加え、何日も大雨警報が続くといったこともありました。また、連日のメダル獲得に元気と感動をもらったオリンピックもありました。しかし、現在愛媛県では、新型コロナウイルス感染症対策として、8月11日に警戒レベルを最大の「感染対策期」に引き上げましたが、

その後も極めて高い水準の陽性反応が続き、8月20日から「まん延防止等重点措置」が適用されています。愛媛県の今の状況はこれまで以上に厳しい状況です。本校でも、8月20日に予定していた中学生対象の学校見学会の内容を一部変更するなど学校行事への影響が出ています。今後も2学期の学校行事が、規模の縮小や延期など変更になることも予想されます。

 そこで皆さんへのお願いです。コロナ禍も長時間続き、感染症対策に慣れは出てきていませんか。少しぐらいいいか?とか、多分大丈夫だろう?とか。マスク着用、手洗いの励行、体温チェックを含めた毎日の健康管理、3密を避けるなど、基本的な感染症対策の徹底をお願いします。細かい注意については、担任の先生や部活動の顧問の先生から伝えられると思いますので、必ず指示を守るようにしてください。もちろん、判断に迷うようなことや不安に感じるようにことは小さなことでも構いませんので先生方に相談してください。

 今日はもう1つ、「当たり前のことが当たり前にできる」ことをお願いしたいと思います。パナソニックの創業者である松下幸之助さんが、次の3つのことを見ればその会社のだいたいの様子が分かると言われています。1つ目は従業員のあいさつ、2つ目は整理整頓、3つ目はトイレの掃除です。特別なことではなくて、いずれも当たり前にできていなければならないことです。それが当たり前にできる職場の雰囲気、従業員の意識、日々の取組が大切であると言っているのだと思います。このことは学校生活にもそのまま当てはまります。あいさつや掃除はもちろんのこと、授業や部活動に取り組む姿勢、生活態度、すべてに共通することだと思います。「当たり前にする」ではありません。「当たり前のことが当たり前にできる」この2つの意味の違いをよく考えてみてください。小田分校生として、この2学期は、「当たり前のことが当たり前にできる」を目標として頑張ってみませんか。

 

最後に、3年生の皆さん、勝負の時です。進路選択という自分の将来にかかわる大切な事柄が目前に迫ってきました。就職を希望する人も、進学を希望する人も、それ以外の進路希望の人も、それぞれの目標達成のために、最後まで粘り強く、最大限の努力をしてください。私たち教職員も力を合わせて応援します。健闘を祈ります。

 

 この2学期が皆さんにとって「実りの秋」となりますのようお願いして、式辞といたします。

 

令和3年8月26日

愛媛県立内子高等学校 校長 藤本 昭二