第2学期終業式
2021年12月20日 14時18分 本日は終業式、長かった2学期が終わりました。
3学期は1,2年生は次の学年に向けた、3年生はそれぞれの進路に向けて気持ちを改める時期となります。
冬休み、年末年始、しっかり心と体を休めましょう。
------校長先生式辞------
寒さも厳しさを増し、本格的な冬の到来を向かえるなか、今年も残すところ10日ばかりになり、本日、いよいよ2学期の締めくくりの日を迎えました。
夏休みには、愛媛県内でも新規のコロナ感染者が100名を超える日がありましたが、2学期になりどんどん減ってきて最近では0名という日々が続いています。しかし、まだまだ油断してはいけません。多くの情報に惑わされることなく、正しい知識と冷静な判断をするとともに、マスク着用や手洗いなど基本的な感染症対策を引き続きお願いします。
さて、2学期を振り返ってみますと、「運動会」「文化祭」「クラスマッチ」など、例年通りとはいかなかったかもしれませんが、学校行事を行うことができました。まず、これらの行事に、みなさんが意欲的に小田分校生として一丸となって取り組んでくれたこと、本当にうれしく思います。様々な体験を通して、みなさんが、一回り大きく成長してくれたのではないかと思っています。
1年の締めくくりでもあるこの時期に、日本漢字能力検定協会から、応募された漢字の中から1字を選び、その年の世相を表す漢字として決定、清水寺本堂で発表されますが、今年は、「金」に決まりました。「金」が選ばれたのは4度目で、いずれもオリンピック開催年にあたります。
理由としては、
・コロナ禍で開催された東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手が多数の金メダルを獲得した。
・大谷翔平選手が大リーグMVPを満票で受賞するなどリアル二刀流でシーズンを通して活躍、さらに松山英樹選手の日本人初のマスターズ制覇、藤井聡太棋士の最年少四冠達成など、国内外でこれまで成し得なかった多くの金字塔が打ち立てられた
・飲食店への休業支援金・給付金、子育て世帯を対象とした臨時特別給付金の議論、新紙幣印刷開始や新500 円硬貨流通など、お金にまつわる話も数多く話題に上がった
などということです。
① 皆さんの今年の「漢字」は何でしょうか
② また、みなさんにとって、金は何だったでしょうか
③ この2学期は楽しく充実した毎日だったでしょうか
④ 納得できる日々を過ごすことができたでしょうか。
⑤ 自分を成長させるために、努力はできたでしょうか。
「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。 計画は、早めにしっかりと立てる事が大切である事を言っている言葉です。今年1年を振り返る。しっかりと振り返ることで、次の、来年の計画や目標が生まれるものだと私は思います。
最後に、皆さん一人一人にとって、新しい年が、輝かしいものとなることを期待して、また、みなさん一人一人が、健康に十分気をつけ、事件・事故に遭うことなく、1月の始業式に元気で登校することを期待しまして、第2学期終業式の式辞といたします。
それでは、良い年を迎えてください。