始業式・入学式
2021年4月7日 16時03分本日は始業式と入学式、小田分校として新しい1年が始まりました!
まずは始業式。新任の先生の紹介があり、校長より式辞をいただきました。ホームルーム担任発表では子どもたちは大盛り上がりです。
午後からは入学式。新入生は緊張していましたが堂々と入場していました。その後、初めてのホームルーム活動。担任からの優しい言葉かけがありました。
明日から課題テストとオリエンテーションとなります。新入生は少しずつ小田分校の生活に慣れていってください。改めまして、小田分校へようこそ!!
以下に、入学式における校長の式辞を掲載します。
式辞
若者の前途洋々を象徴するかの如く、春たけなわの今日の佳き日に、ご多用の中、内子町長小野植正久様を始め、ご来賓の皆様のご臨席を賜り、新入生を迎える式典をこのように挙行できます事、深く感謝いたしますと共に、心からお礼申し上げます。
また、保護者の皆様方におかれましては、お子様の高等学校入学という記念すべき日を迎えられ、喜ぶもひとしおのことと拝察いたします。心からお喜び申し上げます。
さて、只今、入学を許可いたしました二十六名の新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。小田分校には、小さな学校だからこそ、この環境だからこそ、できることがたくさんあります。大いに三年生の高校生活を楽しんでください。
「すべては、一匹のネズミとの出会いから始まった。」
これは、ウォルト・ディズニーの言葉です。まだ、名も売れず貧しい暮らしをしていた若きウォルト・ディズニーと一匹のネズミとの出会いが、ミッキーマウスという愛くるしいキャラクターを創り出していきます。ディズニーは、老若男女すべての人々を魅了してやまない多くの作品を次から次へと生み出していったのです。
私は、出会いという言葉が好きです。出会いには、夢と希望が詰まっています。出会いとは、何も人間だけとは限りません。一匹のネズミでもいいんです。小田分校でも構わない。出会いというのが新しい価値を運んでくることなのです。人は出会いによって一つ成長するし、出会いには、自分を高めるチャンスがあります。出会いは、皆さんの未来を創っていくものなのです。そう。過去を変えることはできませんが、未来は変えることができるのです。
最後に、新入生の皆さんが、新しい先生方、新しい友だち、新しい校舎で、素敵な出会いを迎えられることに心から期待し、ご臨席・ご列席いただきました皆様方に、今後とも本校のために、ご支援とご指導をお願い申し上げ、式辞といたします。
令和三年四月七日
愛媛県立内子高等学校長 藤本 昭二